復帰前哨戦

Miles

2014年01月05日 15:04


復帰できると決まったわけではない。
復帰できるかもしれないチャンスを再度もらった、という状況かと思う。
ヘマすればまた転がり落ちるだろうし、そのときまた立ち直れるかどうかは、正直わからない。

待ち受けるスリル満点のショータイムを前に、静かな年末年始を過ごしている。

その間、ついに出撃した。じっとしていても仕方なかったので思い切った。
まるまる1年振りの上越入り。いわずと知れたハタハタパターン只中だ。

シーバスアタックを始めたのが2009年の12月だった。
雪、風、うねりの3拍子揃った最悪のシーズン。かつ、最もチャレンジングなシーズン。
15時間キャストするもボーズという悲惨この上ないデビューだった。

自分が知っているこの2~3年だけでも上越の冬パターンはずいぶん変わった。
デビュー当時に通っていた某港をはじめ有名どころは入りづらくなったし、
以前なら誰もいなかった場所にまで、ヒトがずらり並んでいる。
単独で、しかも遠征となると場所探しの成否が釣果の9割を決すると言っていい。


2014年1月3日(金)、16:00。幸い1年前に4本獲れた場所が空いていた。

波、風ともきつくなる予報だし、この時点で移動しないことに決めた。
海にいる感覚、波の音、キャストの感覚、ルアーチェンジの手順、リーダーの組みなおし、etcetc。
たわいもないこと含めていろいろな場面で「1年ぶり」を噛み締めつつ、22:00までがんばった。
波はそうでもなかったが風が真正面、爆風になってしまい、さすがに降参。

結果は、ワンヒットワンバラシ。
60cmちょい足らずくらいの貴重な1本を、タモ入れに失敗してバラしてしまった。
おなかパンパンの元気のいいシーバス。ほんの3m先の波間を、15Fをくわえて漂っていたのだが。
「いまそこにいたシーバス」というフレーズが、ブログを書いているいまも頭の中をよぎってしまう。
新調したタモの入魂もならず。最後の「1割」が果たせなかった。





今年もよろしくお願いいたします…と言いたいところだが、まず身辺をどうにかしないといけない。
まあがんばるほかはない。ショータイムと参ろう、か。

関連記事